身の丈に合った志望校を選ぶ
こんにちは、トライプラスの本田です!
中学3年生がご家庭にいる方は、いよいよ…といった時期ですね。
今年度の千葉県公立入試は2月24日(水)、25日(木)の2日間です。
残り日数はあと8日。千葉みなと校の生徒も少し緊張気味です。
志望校はどうしよう?
さて、新年度が目前に迫った今「志望校はどこにしよう?」と考えている保護者の方も
多いのではないでしょうか。
もしくは、「志望校を決めたけど、本人に合っているのか?」
決めるのはお子様自身ですが、「子どもが行きたい高校がわからない」、
「子どものレベルでいける高校があるのかわからない」
「進学先で勉強についていけなかったらどうしよう」
などといった声もよく聞くことがあります。
偏差値や部活、通学時間、授業カリキュラム、学校の設備…
志望校を選ぶ条件はさまざまで、どうやって選べばいいのか迷ってしまいますよね。
自分の学力に合った志望校を選ぶ
志望校を選ぶ基準は何か?
何よりもまず、学力ですよね。
受験では、試験や内申点の基準値をクリアしなければならないので、
必ず「自分の学力・レベルに合った志望校」を選択する必要があります。
しかし、保護者の方からすると「できるだけ偏差値の高い学校に行ってほしい」
と思うこともあるのではないでしょうか。
可能性を少しでも広げてほしい、チャレンジしてほしい、という気持ちはどこのご家庭でもあると思います。
子どもが進学した後の成績や、その学校の勉強についていけるかどうかも志望校選びの重要なポイントです。
「自分がどのような位置にいるのが好きなのか?」を考える
その学校に通う子ども自身にとって大切なこと。
それは、その学校の環境が子どもにどんな影響を与えるかです。
3つのパターンがあるとします。
A 自分に見合った成績の学校に入る=その学校での成績は真ん中くらいになる
B ギリギリの成績で学校に入る=その学校での成績は下になる
C 余力を持った成績で学校に入る=その学校での成績は上になる
A~Cのパターンで、自分がどのような環境なら楽しく暮らせるかを考えることが重要です。
こういった選択肢の中で、お子様に「どれがいい?」と考えさせてみるのは
いかがでしょうか?
もちろん、進学後の成績は本人の努力次第なので
「自分の学力のギリギリで入れる学校に行って、上位を目指せばいい!」
と考えるかもしれません。
しかし、自分が努力するということは、周りも努力するということです。
成績が上がるというのは、そんなに簡単なことではありません。
生徒自身が置かれる環境、つまり学校を選ぶということはかなり重要な意味をもちます。
選択肢を広げてみてください
学校を選ぶ基準はたくさんあります。
偏差値やその学校の評判、進学実績、あるいは学校のブランドで選んだり、
友達や先輩との関係、学校の周りの環境などもポイントの一つです。
たくさんありすぎてわからないと思った時は、
子どもが「何を重要と思っているか」、「通っている自分をイメージできる学校か」を
一緒に考えてみると、答えが見つかるかもしれません。
以上、トライプラス千葉みなと校の本田でした!
出典:菅宏文『京大芸人式 身の丈にあった勉強法』(令和2年、幻冬舎)