合格のその先に
ゴールってなんだろう
こんにちは。トライプラス千葉みなと校の深谷です。
間もなく受験という時期になりましたが。体調に気をつけて最後までやりきってほしいと思います。
まだまだ受験のさなかではありますが、本日はいままでの受験生たちのことを思いだしながらブログを書こうと思います。
私もかれこれ10年以上教育業界に携わっていますが、塾をやっていると直面するのが、高校受験をゴールに設定している生徒、保護者の方が多いという事実です。
もちろん一つの成果として受験合格がありますが、実際に重要なのは高校入学後の進路、そして将来社会人として自立できるかどうかだと思います。
塾生のその後
私の知っている中でもせっかく頑張って高校に合格したにもかかわらず、入学後まったく勉強しなくなる生徒がたくさんいます。
しかも、そんな生徒に限って、保護者の方も、高校生だからとりあえず塾には行かずにしばらく様子をみるというスタンスになっています。
そしてそのまま進路について考えることなく3年生を迎えてしまいます。
3年生になって、成績がぼろぼろの状態で「大学受験なんとかしてください・・・」ともどってくるなんてことがしょっちゅうあります。
でもたいていの生徒はその段階ではもう手の施しようのないほどにメタメタになっているんですよね。
なんとか逆転合格プロジェクトを使って、ある程度の大学には合格することができますが、高校入学時にはもっといろいろな可能性があったんじゃないかと思ってしまいます。
1年生のときからしっかりやっていればもっともっと選択肢は増えてきます!
本当に「自立」できているのか
「自分で考え、行動する」ことの基礎がついている子供であれば、もちろん自分の力で進路を切り開いていくことができます。しかし高校受験の段階で完璧に「自分で考え、行動する」ということが身についている生徒はそう多くありません。
高校受験を経てせっかく身につきそうになっている大切な力を、勉強を中断することで失ってしまうのは大変もったいないことのように思います。
私はご縁があって勉強のお手伝いをさせてもらった生徒たちみんなに「自分で考え、行動する」大人になってもらいたいと考えています。
継続的に勉強していくことの大切さ
塾を継続することがすべてではありませんが、大切な高校生活を無駄に過ごしてしまわないためにも継続的に勉強の環境に身を置くことが重要なのではないでしょうか。
私自身、高校生のときに個別指導塾に通い、そこで大学生の先生から大学について教えてもらったことが、今の自分を作るきっかけになりました。あのときあの先生の話を聞いてなければ今頃は・・・なんてこともよく思います。
それだけに外の大人からのアドバイスを受けることは大切なのです。
多感な高校生にとって親以外の第三者、外の大人からの影響力は絶大です。
私がそうされてきたように、子どもたちに良きアドバイスをしていければと考えています。
以上トライプラス千葉みなと校の深谷でした!