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各国の正月事情

日本以外のお正月の過ごし方はどうなんだろう?

トライプラス千葉みなと校の深谷です。

この間の夏休みに大学受験生のAO入試の志願理由書を手伝いました。

書類選考のある入試において志願理由書は重要な立ち位置です。

しかもMARCHクラスの志願理由書ともなると指定文字数が2000字以内と非常に多く、事前にしっかりと準備しなければなりません。

担当していた生徒が国際系の学部を志望していたので私も国際系の学部や、海外について調査しました。

その時の名残で今でも外国に対するアンテナが立っています。。

今回も中国出身の生徒からお正月の過ごし方について話をきき、とても興味が湧いたので各国の正月について調べてみることにしました!

アメリカの1月1日は友人とホームパーティー

キリスト教徒の多いアメリカでは、上記のように、家族でミサに出かけ、のんびりと過ごす家庭が多く見られます。そして、年越しのタイミングには、友達と集まってホームパーティー。年越しの瞬間は、タイムズスクウェアの花火を見てみんなで祝う。というのがスタンダードです。

ロシアの1月1日は家族で豪華料理を食べる

キリスト教の宗派の一つである、ロシア正教会は、クリスマスの時期が異なり、実際にイエス・キリストの誕生を祝うのは、1月7日とされています。これは、西洋諸国がグレゴリオ暦を使っているのに対して、ロシアがユリウス暦という古い暦を使っているためです。

12月25日は、あくまでもカトリックのクリスマスなので、ロシアでは、それほど盛大には祝うことはありません。

稀にクリスマスパーティーを開く人がいるくらいです。そしてそもそも、ロシア正教徒にとっては、クリスマスも大切な行事なのですが、それよりも新年を迎えることの方が大切だと考える人が多いようです。

新年は、家族で迎える、というのが普通です。また新年のお祝いの料理は盛大かつ豪華なのも特徴です。新年の夜は、豪華な料理に、シャンパンでお祝いをするというのが、ロシア流です。

オーストラリアの1月1日気温30度!外でバーベーキュー!

南半球に位置するオーストラリアのお正月は、夏真っ盛り!サンタクロースが、サーフィンで登場するといった光景を楽しむ事ができます。

最近では、30〜40℃を超える気温の中で、家族でバーベキューを楽しむという過ごし方が増えてはきたものの、かつてはイギリスの植民地であったため、その文化が今も根強く残っており、ワインにローストビーフ、そしてデザートのプディングといった料理を食すというのがスタンダードです。

インドネシアの1月1日のお年玉は『アンパオ』

イスラム教徒の多いインドネシアでは、特に断食明けの日は、皆、故郷へ帰省し、家族とともに過ごします。人々は、新しい服をおろし、髪やヒゲ、身なりを整え、大人が親族の子供にアンパオという日本でいうお年玉のようなものを配ります。

そしてそれが終わると、2日目以降からは、家族での国内旅行が始まるのです。日本同様に、電車・バス・飛行機・船などは早めに予約しないと取れないこともあります。

中国のお正月は爆竹の嵐

中国の旧正月というと、日本のニュースにもよく取り上げられますが、それはそれは盛大に祝います。

日本同様に、縁起が良いとされている料理を食べます。中国のある地方では、大晦日の夕食には、必ず魚が出ます。その地域では魚は、豊作を意味する食べ物なのです。またある地域では、餃子や餅を縁起物の食べ物として、旧正月に食べたりもします。

また、大晦日には、中国版の紅白歌合戦が放送されます。そして、除夜の鐘の音を聴きながら、年を越すのです。
新年を迎えた瞬間、中国の人は、まず爆竹を鳴らします。爆竹の音で、盛大に新年を迎えるのが中国流なのです。

まとめ

グローバル化により海外の文化に興味を持つ人も増えてきたように思います。

そうであるからこそ、自国の文化を大切にし、伝えていけるといいと思います。

自国の文化については公立中高一貫校の作文問題のテーマなどにも取り上げられることが多いです。文化について常にアンテナを張って過ごせるといいですね!

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