お子さんはどちらのタイプ?
トライプラスの深谷です。
12月になりました。毎年受験が近づくにつれ、外の寒さと反比例するように教室内の「熱」が高まっていくように感じます。
さて、千葉県公立高校入試まで3か月を切りました。
お子さんの様子はいかがでしょうか。
この時期になると受験の相談が増えてきます。
その中でも多いのが
「志望校は結局どこにすればよいか」
といったご相談です。
そこで今回は私たちが進路指導の際に気をつけていることをご紹介します。
タイプ分けをする
私たちは 「高校生活でその子が成長するためには」という観点をで子供たちや保護者の方と志望校の相談をします。
そしてまずは、お子さんを2つのタイプに分類します。
①少しのんびりしていて周囲の影響を受けやすい(流されやすい)子
②プライドを持っていて、勝ち気なタイプの子
もちろんはっきりと二つのタイプに分かれるわけではありません。
「どちらかといえば・・・」で考えます。
のんびりタイプのお子さんは
①のタイプのお子さんには公立、私立問わず、できる限りレベルの高い学校を目指すように促します。
別の言い方をすると、「意識の高い友達に囲まれる」ことを大切にします。
たとえ、学校内での学力順位が低くても、まわりの意識に触発されて自分のレベルを少しずつ上げていけると期待できるからです。
まわりの影響を受けやすい子に関しては、「まわりの環境」そのものを良いものにしてあげたいのです。
勝ち気タイプのお子さんは
②のタイプの子は「高校入学後のポジション」を考えます。
どんなに良い高校に進学できたとしても、「ビリではだめ」だという事です。
ポイントになるのは 「プライドが高い、ということと学力が高いというのは同じではない」 ということです。
高校の偏差値を少し下げてでも「そこそこ」のポジションを確保できるように考えます。
現時点での学力が低かったとしても、負けん気が強い子はいます。
そういう子が高校に進学したとたんに「クラスで一位」や「学年10位以内」を獲得して、俄然やる気になる例は多いのです。
お子さんの伸びる環境を選びましょう。
偏差値のみで高校を考えることは簡単です。
しかし、「この子はどういう環境で伸びるのか」を最優先して進路を選んでいただければ幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
トライプラスの深谷でした。