シクラメンの育て方
シクラメン育ててます!
トライプラス千葉みなと校は冬になると教室にシクラメンを置いています。
塾の教室は勉強一色の雰囲気になりがちですが、シクラメンのおかげでみんなの気持ちが和んでいます。
シクラメンを置くようになり6年ほどになりますが素敵な状態を維持するために毎年悪戦苦闘しています。
そこで今日は上手にシクラメンを維持する方法を調べてみました。
シクラメンの手入れ方法
シクラメンは手入れ次第で、花を長く楽しみ、
次のシーズンも美しい花を満喫できます。
シクラメンの基本的な手入れ方法から、
トラブルがあった時の手入れ方法まで分かりやすくまとめました。
水やり
シクラメンを枯らせてしまう大きな原因の1つに、
水管理が適していない、ということがあります。
シクラメンに必要な水分が足りなければ水切れとなって萎れてしまいますし、
たくさん水を与えすぎても、過湿となって調子を崩します。
適度な湿度を保つことがポイントとなりますが、
初心者の方には、その適湿が分かりにくいということもあるでしょう。
シクラメンは2通りの鉢に植えてあるので、まずはそこをチェックします。
1つはよく見かける普通鉢、
もう1つは鉢皿と鉢が一体型で、鉢皿に水を溜めておく底面給水鉢です。
どちらに植わっているかによって、水の与え方がことなりますので、
まずはそこから確認してみましょう。
水やりの方法を間違えなければ、
ワンシーズンで枯れてしまうということが減ります。
花が咲き終わった時の手入れ
・花ガラを摘む
花が咲き終わったら、花ガラを摘むようにします。
花びらが散ったり、花色が悪くなったり、
茎が倒れ気味になってきたものは、花が咲き終わっています。
花を早めに摘み取ることで、種を作るエネルギーを浪費させずに、
次の開花に向けることができるので、花ガラはこまめに摘むようにしましょう。
休眠の準備
5月に入る頃になると、それまではたくさん咲いていた花が、
あまり咲かなくなり、新しい蕾もほとんど出てこなくなります。
これは株の調子が悪いのではなく、夏越しをするための準備をしているところです。
無理に花を咲かせようと、大量に追肥をしたり、日光浴をさせていると、
急に枯れてしまうことがあります。
株の状態を見ながら、休眠か非休眠の状態で夏を越せるよう、準備をしてあげましょう。
葉が黄色くなった時の手入れ
・原因を調べる
シクラメンを育てていると、葉が黄色くなってくることがあります。
ただ古い葉が役目を終えて枯れているだけなら問題ないのですが、
時には重篤な病気にかかっていることもあります。
葉が黄色くなる原因には、日照不足、肥料不足、水切れ、病害虫などがあります。
何が原因かで対処法が異なるので、まずは原因を突きとめるのが先決です。
原因が分からないまま改善策を試しても、逆効果となるので慎重に扱いましょう。
・葉を摘み取る
黄色くなってしまった葉は、元に戻ることはほぼありません。
枯れた葉をそのまま放っておくと、病気の原因となることがあるので、
調子の悪い葉は、摘み取るようにしましょう。
株周りを常に清潔に保っておくことで、病害虫の予防にもなります。
株の周りを清潔にすると、病害虫の被害がとても少なくなります
花が倒れてしまった時の手入れ
・原因を調べる
特に問題なく栽培できていて、花が咲き終わったわけでもないのに、
花茎がくにゃりと倒れてしまうことがあります。
これにも原因が多数あり、水切れ、暑さ・寒さに当たった、
塊茎や根が傷んだ、ストレスを受けたなどがあります。
葉色が悪くなった時と同じで、何が原因かによって、対処法が異なります。
また、それまでと同じ環境で管理していると思っていても、
知らないうちに低温や高温に当たっていることはよくあります。
まずは原因をはっきりさせてから、栽培し対処していくようにしましょう。
・新聞を巻いて養生
花茎がくにゃりと倒れてしまっている時の対処法の1つですが、
養生効果が高いので、まず株を元気な状態に戻したい時にお勧めです。
水の状態や肥料の状態をチェックして、
正常な状態に戻した後、鉢の上から新聞紙を巻きます。
この時、倒れた花茎が鉢と新聞紙にはさまると、花が傷んでしまうので、
そっと手で花茎を起こし、鉢の上部に出るようにしておきます。
新聞紙を巻いた状態で、午前中はたっぷりと日が当たる場所に置きます。
この時、必ず暖房の風が当たらず、温度が10度~20度以内の場所に置くようにします。
特に夜の低温と、昼間の暖房には注意します。
この状態に保つと、半日~3日ほどで花茎が立ちあがるようになります。
ただ、もとの元気だった状態まですべてが立ちあがらないこともあります。
どうしても立ち上がりが悪い場合、花が咲いていても摘み取ったほうが良いです。
株が、余計なエネルギーを使わないので、新芽がよく育ちます。
一時的には花数が少なくなりますが、
新芽が育てば、またたくさんの花を観賞できるようになります。
まとめ
想像していたよりやることがたくさんありました。
花をきれいに維持するって難しいんですね。勉強もそうですが何事も継続が大切です。